Wiresharkになぜドライバは必要なのか!

 

Wiresharkは、

 

オープンソースGPL)の

LANアナライザです。

 

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Wireshark単体では、

 

 

パケットキャプチャすることはできず、

 

パケットキャプチャするためのドライバが必要となる。

 

 

 

 

そもそもなぜドライバが必要なのか?

 

 

 

まず、

 

アプリケーションは、相手コンピュータと

 

TCP/IP通信をする際に、

 

ソケットを経由してデータを送受信します。

 

 

ソケットとは、

OSが持つ機能の1つで、

アプリケーション(プログラム)が

TCP/IP通信に関わる際に用いられるAPI

 

 

 

 

つまり、ソケットを経由すると、ネットワーク上の

 

 

パケットを直接キャプチャすることが

出来なくなってしまう。

 

 

 

 

イメージとして、

 

 

ソケットで、

Etherヘッダーなのが取り外しされるため、

アプリケーションの元に届いた時点では、

データ部しか残ってないイメージ 

 

 

 

 

そのため、

パケットキャプチャドライバを用いることで、

 

 

 

ソケットを迂回して、アプリケーション上で

 

 

 

直接キャプチャすることが可能となる。

 

 

 

 

 

 

Wiresharkは、

 

WinPcap (windows用)

LibPcap (UNIX/Linux用)

 

 

2つのパケットキャプチャドライバに

対応しています。

 

 

 

Wiresharkをインストールすると、

自動でドライバもインストールされるらしいです。

 

 

 

今回はここまでです。

読んでいただいてありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。